北海道の旅
13日目(7/23) -蚊の多いキャンプ場- 

 昨日9時前に寝たのと、地元民の宴会がうるさかったために夜は何度も起こされてしまった。それでも出発は7時。雨はもうかなり小降りになったので、一気に根室まで行ってしまうことにする。123→44号へ。この辺りの44号はアップダウンがなく、非常に走りやすい道だった。これで晴れていたら左右が牧草地でいい景色なんだろうなあ。

道端にいた牛さん。  途中根室に入った辺りでタンチョウ3羽を発見。道沿いだったためちょっとびっくり。こんな所にもいるのか。平均速度16キロのペースで3時間ちょっと進み、釧路道の駅へ。チャリダーを発見。カップルで東京から来ているらしい。僕より後に苫小牧に来たらしく、それで抜かれたということは、僕がつるいで連泊している間に追い抜かれたんだろうなあ。

 ここで雨が上がるまでしばし休憩。この道の駅は通信関係の設備がよく、北海道情報やネット(無料)など、いい感じ。おまけにフィールドスコープが数台あって鳥見も出来る。なるほどここからなら冬寒くないな。ここではタンチョウの親子を発見。

 13時前になると雨が止んだので出発。キャンプ場はちょっとした高台にあっていい感じ。・・・と思ったら蚊が凄く多い。こんなにも多い(しかもでかい!)のは初めてだ。テントの出入りですぐ侵入されるし、たまったものではない。これだから人が少ないのかなあ。昼飯食って昼寝。起きたのは18時。テントが一つ増えている。つくばから車で来た方だ。夕張メロンを御馳走になる。おいしかった。今日はこれで終わり。60キロ走った。早く晴れて欲しい。


14日目(7/24) -根室は意外と坂が多い町- 

 朝から雨。雨は降らないだろうとフライシートの上に置いておいたズボンとトランクスが濡れてしまった。あほなことをしてしまった。今日の天気予報は曇時々雨。止んでいる時に、春国岱ネイチャーセンターへ行くことに。9時半出発。センターは、なかなかの情報量でいい感じ。やんばるのそれよりは生き物を飼育している分いいかも。明日の鳥見に期待。ここ春国岱は過去約250種の野鳥、280種前後の植物が記録されている、自然観察にはうってつけの場所である。

 そして、道の駅でネット。O.KさんのHPを見る。僕の事は全く触れていなかったので残念。ま、そりゃ当然か。それにしてもああいう旅はいいよなあ。モバイルしながらの旅も今や常識かな。

 12時頃、根室市街にあるサティへ向かうために道の駅を出る。・・・しかし、坂を下っているときにリアホイールに異音が。チェーンが外れてスポークに絡んだか?と焦ったが、そうではなくて、荷造りひもがスポークに絡まってぶち切れたのだった。幸いスポークは無事だったが、少なからず損害はあるはず。とりあえず大事に至らなくてよかった。

 そのあとキャンプ場には戻らずサティへ。中心街まではアップダウンが数回。そう、根室のキャンプ場から市街地までは10キロ近くあるのだ。10キロ、遠いとは思わないけれど、そうは言っても好んで行こうとは思う距離ではない。ここで着替えや食料、蚊取り線香などを購入。蚊対策を立てないとね。隣りのホームセンターではさっき壊した荷造りヒモを、ダイソーでははさみをゲット。よし、これで準備完了。しかし、日本で一番東の町にもサティやダイソーがあるとは、何だか変な気分。35号を通って太平洋側から納沙布岬へ。15時前に到着。

 岬は観光客が多かったのと、天気も良くなかったのですぐに引き返す。キャンプ場には日没前には戻りたい。帰りはオホーツク海側から。この道は天気がよかったらさぞかし気持ちがいいんだろうなあ。・・・半分程進んだところで、上空を大きな鳥が飛んでいった。トビか?と思ったのはほんの一瞬。その大きさと尾から「オジロワシだ!」ラッキー。じっくり見ることはできなかったけど、でかかったー。ちょっといい気分。帰り際に風呂へ。市街地にある「寿湯」というところ。ここの湯は温泉ではないが、熱くて気持ちよかった。360円。夕飯はサティで買ったキムチビビンバとコロッケ、味噌汁。おいしい。さあ、明日は春国岱で鳥見だ!楽しみ。 走行距離は83キロ(但し荷物なし)。


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