九州干潟巡り

6日目(9/23) 曇時々ずぶ濡れ -運の悪い一日-

 7:30起床。天気予報では一日中雨だが,ホテルを出た時点ではまだ降っておらず,急いで駅に向かう。しかし,自転車を漕ぎ始めた途端に,無情にも雨が降り出し,輪行する高鍋駅に着いたときはずぶ濡れ・・・。

 自転車をたたんで濡れた服を乾かし,列車に乗ったのは10:25。今日もナイスゴーイングカードを使い,特急「にちりん」で大分の宇佐まで(2450円)。いつもどおり後部座席に自転車を置こうとしたのだが,そこには既に荷物が入っていて置くことができず。仕方ないので一台を座席の前に置き(自転車をもって座るということ),もう一台は僕がデッキで持つことに。しかしそのデッキにも車内販売の商売道具に占拠されていて置き場がほとんどない。狭いデッキ内で,売り子のねえちゃんと少し話をしながら乗客が減るのを待つことに。

 日向市あたりから乗客が減り,後部座席の荷物も空いたのでようやく移動。大分駅での乗り換え待ち時間に昼食(立ち食いうどん)とホテルの予約を済ませ,13:42の特急「白いソニック」に乗り込む。この列車は後部座席,デッキ共に,輪行には充分すぎるほどの広さがある。何の心配もなく,快適な時間を過ごして14:26宇佐駅に到着。

 幸いなことに雨は降っていない。辺りには田圃が広がっていたので回ってみるが,水の入った休耕田がなく,シギチは見つけることができず。大量にいたアカテガニと遊んだあとは,国道10号線を通って宇佐神宮へ。全国に4万程ある八幡宮の総本山であり,伊勢神宮に次ぐ我が国第二の総廟神社という宇佐神宮,確かにその広さには驚いた。境内には日本に4両しか現存しないというドイツ・クラウス社製の10形式蒸気機関車も展示されていた。

 とりあえず神宮内をぐるっと歩いて回ってみたが,鳥見にも結構良さそうな雰囲気だった。社務所の周辺にはネコも多く,ネコには目がない姫にとってもちょうど良い休憩となり,17時過ぎに神社を出発。

 今日泊まるホテルは宇佐市の中心部にあるのだが,残念なことに,移動している途中に雨が降り出した。「もうじき着くからレインスーツは着なくても良いだろう」そう思って走り続けたのだがホテルまでは意外と距離があり,朝に続いてずぶ濡れでの到着となってしまった・・・。

 予約していたホテルは「ホテルパブリック21」というところ。ツイン7800円で朝夕食サービスという,かなりお得なホテル。コインランドリーがないのはちょっとつらいが。雨の中走ったせいか,体がだるく,熱も37℃あったので早めに就寝。

境内に展示されていたSL。 宇佐神宮の鳥居

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