'02北海道 
1日目(9/7) -良い出逢いに恵まれる-

 北海道へ出発の日。今回は予約していた11時の便で千歳へ。僕はこの間22になり,スカイメイトが使えなくなってしまったのだ。ただ,先日JASのHP上でアンケートがあり,その中で「10人につき1人の割合で半額航空券が当たる」というのをやっていた。迷わずアンケートをやってみると見事に当たり。何だか,回答者全員に当たりが出るような気がしないでもないが,まあいいか。姫はまだ21なのでスカイメイトを使用。

 2時間の空の旅を終え,13時過ぎに千歳へ到着。空から見る限り千歳周辺には密度の濃い森林が未だ残っているようだ。空港から出て,早速自転車を組み立てる。そう,今回はニューマシンでの旅。つい数日前にキャノンデールのマウンテンバイクを購入したのだ。しかし,欠点があった。

 ダボ穴がない。

 これだけでツーリング向きではないことが明らかだが,それでも買ってしまった。人間,一度気に入ったものを諦めるということはなかなかできないものだ。そこで,ショップの人と相談して,シートピン(サドルの高さを決めるときに調節するあれね)をクイックリリースではなくボルトに変更し,そこへキャリアを固定することにした。下の方はディスク台座を使用。不安はあるが何とかなるだろう。あとはキャリアの老朽化も心配だが。

 自転車の組立(正確にはキャリアの取り付け)に時間がかかり,千歳空港出発は14時。天気は曇り。ちょっと涼しいくらいだと思っていたが,走ってみると想像以上に涼しい。かっ飛ばして走らなければ汗をかくこともなさそうだ。

 道にちょっと迷いもしたが15時には「青葉公園ピクニック広場」に到着。何やら,明日は千歳国際マラソンが行われるらしい。しかも会場はここ青葉公園。グッドタイミングで千歳を訪れてしまったようだ・・・。

 この青葉公園は千歳空港から10q弱の地点にあり,市街地も近いとあってお気に入りのキャンプ場(無料)。今日は僕らの他には一組しか利用していないようだ。こんないいところなのに何故利用客が少ないかというと・・・車を近くまで乗り入れることができないからというのが一つの理由だろう(もちろん自転車はサイトまで入って行けるけど)。車で来た利用者はリヤカーを持って駐車場まで行き,キャンプ道具を持ってこなければ行けない。流行(?)のオートキャンプ場を多く利用する人たちには相手にされないのかもね。

 さて,テントを張り,管理人さんに千歳の美味しいラーメン屋を聞いたあとは温泉へ。ツーリングマップルに載っていたお隣恵庭市の「ラフォーレ」というところへ向かう。ここの温泉はコーヒー色とあったので,姫が是非とも行きたいというのだ。千歳からは片道10q程。道は36号をまっすぐ行けば着くので問題なし。まあ,この道は決して楽しくないけど。

奥が僕の自転車。 

 ラフォーレは500円。室内の湯はプールみたいで,露天がコーヒー色の湯。温泉水中の湯の花によってこんな色になるらしい。無臭なので何となく変な感じがする。風呂上がりには牛乳。ここでは久しぶりに「フルーツ牛乳」を飲んだ。小さい子が好きそうな味で,懐かしさを感じる。

 その後は千歳に戻り,先ほど管理人さんに聞いたラーメン屋「味平」へ。インディアン水車の通りにあるこの店は千歳一のラーメン屋(?)らしく,店内には多くの芸能人のサインや名刺などでいっぱい。客もいっぱい。とりあえず僕は「トリプル黒豚チャーシュー(蔵出ししょうゆ味)880円」,姫は「赤みそ650円」を注文。・・・さて,その味はというと,「肉がうまい」。もちろんスープも。ただ,しょうゆはちょっと濃かったような気もするけど。でも,お勧めのラーメン屋だ。

 テントに戻り寝る準備をして掲示板をチェックする。今回は,臨時掲示板で「小リアルタイム日記」をしながらの旅行なのだ。すると,千歳に住むくさげんさんから「これからお邪魔してもいいですか?」という書き込みがあった。もちろんOK。

 ただ,姫はもう眠いというので僕だけ起きてくさげんさんの到着を待つことに。しばらくしてくさげんさん到着。なんとビールやおつまみ,そして姫へのヨーグルトなど,差し入れを持ってきてくださったのだ!近くのベンチに座り,2時間近く話をした。くさげんさんはここ千歳に住んでおられるおじさん(おじさんといったら失礼か,若いおじさまです。実年齢より10歳は若く見える優しげな方)で,この間「川へ行こう〜日本一周自転車の旅」でリアルタイム日記をされている「えいしょうさん」とも会われたらしい。そのことは知っていたし,僕の掲示板にも出発前に書き込みをいただいていたので初対面という感じはそれほどせず,話が弾んだ。初日からこんないい出逢いができるなんて本当に幸せだ。23時前,くさげんさんと別れて就寝。


2日目(9/8) -輪行マジックを使って一気に道東へ-

 5時起床。曇っているが雨は降っていないようだ。それにしても北海道の朝は早い。福岡とは30分ほど違うだろう。テントの外では「キュッ」という声が聞こえる。オオアカゲラ&アカゲラだ。数羽がテントの周りでドラミングしていていい感じ。

 急いで朝食をとり,南千歳駅に向かって6時出発。5qちょっとで到着。7:33の特急スーパーおおぞらで釧路へ向かう。自転車の解体&組立,駅内での移動はしんどいが,そこを我慢すれば輪行とは本当に楽なもの。あっという間に釧路に到着。ここからは乗り換えをして根室方面へ。降りたのはムツゴロウさんや霧多布で有名な浜中町に「茶内」駅。ここまで4時間半で行けるというのは素晴らしい。

 しかしここでハプニングが。それはキャリアを取り付けているときのことだ。シートピンを締め付けていると「バキッ」という異音と共にボルトが折れた・・・。予想外の展開に面食らう。ボルトのスペアは持ってきていなかったが,幸いキャリアの下を固定するネジでその場しのぎができたのでピンチを脱出。しかしサドルを固定することはできず,めちゃくちゃ恐い。

 今日の宿泊地は霧多布(きりたっぷ)のキャンプ場。途中,MGロードを通って霧多布湿原を横切る。途中にある湿原センターで軽い昼食&休憩。ここはスコープも設置されていて,置いてある本もなかなか多く居心地のいいところだ。しばらくここでのんびり過ごし,16時過ぎに霧多布へ向かうことに。

霧多布にいたお馬さん。  そうそう,ここ霧多布では昨日今日と「岬祭り」が開かれていたらしい。千歳といいここといい,どうやら今回は運が悪いようだ。もうちょっとずれていればいろんな体験ができたのに。

 途中ホームセンターを発見してボルトを購入。九死に一生を得た感じ。キャンプ場に着いたのは17時半。予想通り,今日は祭りに参加したライダー達で賑わっている。参加すればサンマや秋アジ(鮭)などがたくさん食べれたとか。う〜ん,くやしい!

風呂はキャンプ場の手前2qほどの所にある「ゆうゆ」で。500円。昨日と同じく中はプール,外は温泉といった感じの温泉。さて,ここの風呂上がりには牛乳を強く推したい。ここ霧多布にある「小松牛乳」はツーリングマップルにも載っている(だから美味しいとは限らないが)牛乳だ。特にコーヒー牛乳が美味しいとされるのだが今日はノーマル牛乳を飲む。100円。びっくりするほどの味ではないが普通の牛乳とはひと味違い,コクがあっておいしい。今日は移動で一日が終わった感じ。明日は荷物を置いて釧路へ行く予定。


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