北海道の旅
6日目(7/16) -予想通りの展開- 

 昨日は夜遅くに雨が降りだして寝つけなかった。しかし、起きたのは4時。早いなあ。ゆっくり準備をして6時半過ぎに出発。今日もおっちゃんが僕より先に出発。336号に出ると、いきなり路側帯が無い。なんなんだー!。よく考えたら、路側帯がほとんどないというのは北海道で初めてかも。しかもトラックがかっ飛ばすのでかなりきつかった。アップダウンはあるが、それは大したことない。道路の両側は北の大地らしい風景が広がる。晴れていたら気持ちいいだろうなあ。雨は降ったり止んだり。交通量は少なく、いい感じ。

北海道っぽくない?  先に行ってしまったおっちゃんとは20キロほど進んだ先で合流。ちょっと休んでまた出発。今度は僕が先だ。ところが、足の調子が悪い。左ももの付け根が痛いのだ。右足でカバーするが、こんなことをしていたら両足がだめになってしまう。やはり、ここ2日急に飛ばしすぎたのが響いているんだろうな。あとは足が冷えたのとサンダルで走ったのもあるかも。

 急いでも仕方ないので、おっちゃんと別れて、豊頃町にある長節湖キャンプ場(無料)で今日は終わり。ちなみに、忠類、大樹辺りの道はアップダウンが結構ある。途中サングラスを休憩地点に置き忘れるというハプニングもあったが、11時には到着。湿地っぽい湖で、いい感じ。カッコウの声がこだまする。海のすぐそばにこんな湖があるのは、僕としては少し変な気がする。テントサイトは湖の一番奥。予想通り誰もいない。まあ、この天気なら当然か。

長節湖。天気が悪い。寒い。  売店、食堂がいくつかあるので天うどんを食べる。あったかいものはこういうときにいい。ちなみに、今日の下りかなり寒かった。上りも、レインスーツを着ていても汗をかかないくらい。店のおばちゃんにおにぎりをおまけしてもらって嬉しくなる。その後、雨が降っていないので散策に。ノビタキを見る。

 明日は釧路(いや、鶴居か)まで120キロ。走りきることが出来るよう、足が回復してくれることを願うばかり。明日も足止めを食らうのはちょっと嫌だもんね。少々の痛みなら音別くらいまで行こうかな。走行距離は60キロ。


7日目(7/17) -これでしばらく走れないかな。- 

 朝5時起床。雨は弱いがまだ残ってる。昨日のようにゆっくり準備をして7時出発。足はまだ完全に回復しておらず、歩くと痛い。まあなんとかなるか。出発時は雨も止み、いい気分で出る。浦幌への分岐点では、迷ったが海沿いのダートの方を選ぶ。なかなかいけてる道らしく、現在舗装化が進んでいるためにダートを走るチャンスは今しかないということもあったのだ。

昆布刈展望台より。  ダートといっても大したことないだろう。そう思ったが少し進んでちょこっと後悔。前日の雨で路面は泥。ぐちゃぐちゃになる。でも雨がなかった分良かったか。傾斜はまあそれなりにといったところ。距離が短いからそれほど苦にはならないかな。ダートの途中にある昆布刈展望台からの眺めはまあまあ。晴れていて襟裳岬が見えていればきっと嬉しくなるだろうな。

 ここからは下りが続くのだが、これは楽しかったね。転ばないか心配だったけど、大丈夫だった。下りきると、38号とぶつかるまでの道は平地、多少のアップダウンがあるオンロード。途中で雨が降りだし、ショック。とりあえず釧路の手前、白糠町の道の駅までがんばって走る。なんとか昼には到着。着くと、そこには初日から一緒(?)に走っているランドナーのおっちゃんが雨宿りをしていた。追い着いた〜!僕が着くとほぼ同時にまた出発してしまわれたけど。まあ、今日おっちゃんは鶴居のキャンプ場に行くと言ってたから、そこでまた会うことになるかな。

 この道の駅では、レストランで、ここおすすめの「炭焼き豚丼」900円を食べた。7,8センチ四方の肉6枚とウナギの蒲焼きっぽいタレ。うまかった。ボリュームもそこそこ。確かにおすすめだ。ここで雨が止むまで1時間程休憩。気をとり直して出発。あと40キロだ。途中釧路市内で道を間違えるが、53号に何とか入り、進む。鶴居への道はアップダウンが意外とあって、ちょっと苦戦。交通量もそこそこある。足さえ痛くなければ・・・。

 16時半に「つるいキャンプ場」着。おっちゃんに追いついた。ここは無料で管理人なし。連泊組が多いようだ。とりあえず風呂に入りたかったのでキャンプ場横にある「グリーンパーク」へ。500円は高い気がするが、露天もあるし、まあまあだった。夜はライダーの方々の食事にまぜてもらう。なんと握り寿司大会をやっていた。いいねえこういうの。僕は先に牛肉を買ってあってけど、まあいいか。一緒に混ぜてもらい、話をして盛り上がる。今日は頑張った。おかげで足は動かない。これは足が治るまで連泊決定だぁ。走行距離は119キロ。


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