予報は晴れのち曇りだったが、曇りの中出発。physalisさんと一緒に写真を撮って別れる。今度はいったいどこで会うことができるだろうか。楽しみ。
238号を進む。だんだん追い風が強くなってきたが平均時速20キロを保ったまま宗谷岬へ。3時間で到着。ここ宗谷岬は、僕が予想していたとおりの場所だった。・・・僕に言わせれば単なる観光地でしかない。どうも僕は人が多いところに弱いらしい。
特にここですることはなく、人も多かったので写真すら撮らずにチャリダーと少しばかり話をして出発。今日は利尻へ行きたいので、とりあえず稚内まで行く。北海道の旅に出る前は利尻に行く予定はなかったのだが、physalisさんに「富良野へ行くくらいなら利尻へ行け!100倍いいよ!!」と言われたので予定を変更したのである。元々人が多いところへは行きたくない性格だから、お盆前の富良野へ行くよりも利尻の方がまだましかなというのもあった。
向かい風がちょっときつかったが、稚内には1時到着。この街はかなり大きい、少なくとも根室よりは。そしてチャリダーが多い。スーパーで買い物を済ませ、フェリー乗り場へ。そこには既に多くの人が。
クッチャロ湖にいた折り畳み自転車のチャリダーを発見したので話をしてみる。浜松出身らしく、しばらく話をする。今は根室に住んでいるらしく、日本一周中だとか。彼と話をしていると、もう一人キャノンデールに乗ったおっちゃんが。1月に波照間を出発して日本縦断をし、ここまで来たとか。いいよねー。そしてまたまた、開陽台で出会った香川のライダーさんとも再会。彼と折り畳み自転車の兄ちゃんは礼文へ行くらしく、利尻で会えたらということで別れる。僕はキャノンデールのおっちゃんと一緒に利尻行きのフェリーへ。
フェリーはかなり大きい。そして1時間半の船旅はあっという間に終わり、利尻島へ。利尻山が見えると、その美しさに目を奪われた。これを見たら登らないわけにはいかない。
おっちゃんはユースに泊まるというので(隣の礼文島にはかの有名な桃岩荘があるが、ここ利尻のグリーンヒルYHもそれに近いところだ。お別れ時にはみんなで船の前で歌を歌って送り出してくれる)、またどこかで会えたらということでいったん別れる。僕は島の北西部にある沓形岬キャンプ場へと向かうことに。
島の道路はいい感じ。サイクリングロードもあるし、鳥は多いし、釣りもどこでもできるし、いうことなしかも。キャンプ場には6時到着。収容人数はテント4〜50張り程度か。既に多くのテントが張ってあり、そして、チャリダーが多かった。こんなに混んでいるキャンプ場は初めてかも。
姪浜から来たというチャリダーと話をする。バイクから転身してきたとか。夕食をとったあと、すぐ下にある漁港へ釣りをしに出かける。ワームでガヤを3匹。久しぶりの釣りだ。1時間ちょっとやって、キャンプ場に戻る。今日は115キロ走った。
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