北海道の旅
1日目(7/11) -いざ、北の大地へ!- 

 いよいよ出発。出港は箱崎埠頭から。ただ、今ちょうど船を新しくしているところらしく、8月からは乗り場がベイサイドプレスの方に変わるらしい。天気は朝から雨だったのでどうしたものかと思っていたが、家を出るときには何とか上がってくれた。助かった。しかし泥跳ねでTシャツが少し汚れてしまったのはつらい。まあ雨よりはましだね。今回の旅は、今までで一番長い1ヶ月の旅。本来の予定より2週間ほど短くなってしまい、完全に1周することはできそうにないけど、その分密度の濃い旅をしてこよう!道東が楽しみ。

 フェリー乗り場では、いかにもという感じのライダーの兄ちゃんと会った。四国、山陰を1ヶ月半ほど回っていたとか。こういう人がたくさん乗り込むことを期待。・・・が、チャリダーはおろかライダーも少ししかいない。ちょっと残念。まだ時期が早かったのかなあ。直江津で乗り込む人が多いことを期待するしかないか。船室は、去年東北へ行くときに乗った時とはかなり違って、2等寝台のみになっている。そして部屋数、定員ともに減少。聞くところによると、旅客相手では採算がとれなくなったので、トラックの運ちゃんをターゲットにした船に変更したらしい。何とも旅人には不便な船になってしまった。

 船室は1部屋4人で、同室にはハーレーの夫婦と、今日突然旅に出ようと思い立って車で来たという技術屋のおっちゃん。ビールを頂いて話をする。なかなか有意義な時間だった。北海道の情報は得られなかったけどまあ良かったな。


2日目(7/12) -長い船旅、回復しない天候。- 

 寝たのは2時過ぎで、9時半起床。昼まで二度寝して、それから風呂へ。ゆっくりとした船の時間を過ごす。直江津には予定通り18時半着。しかしここでかなりの停泊時間が。直江津の出港は日付が変わってかららしい。何でそんなに待たされなければならないんだー!

 雨は降ったり止んだり。明日回復していることを願うばかりである。天気で旅の善し悪しは大きく変わるからね。週間予報は、前よりは少しだけだけど良くなっているので期待しよう。北の大地まであと24時間を切った。フェリー内で心身共に充電して雨を吹き飛ばす勢いで駆け抜けるぞ!それにしても船に乗る人が少ない。特に旅人、少なすぎ。それでも西南大の4年生で、富良野のユースで働くという方と、20歳には見えない、社会人のライダーと話ができたのはよかった。出会いが大切。出会いが。


3日目(7/13) -ようやく到着。北海道だ!- 

 今日も船の上。暇なので、寝ているか食べているか風呂か会話。そんなことをしているうちに(といってもめちゃくちゃ長い船旅だが)、夕方室蘭着。すると自転車で来ている人を発見。群馬から来ている方で、ロードバイクで旅をするという。北海道は4回目だとか。今日はどこに泊まろうかと考えていたところなので、彼についていくことに。

 行った先は港近くのライダーハウス「白鳥の宿」。まったりさん(春の沖縄旅行記を参照)に教えてもらったところだ。隣が喫茶店で、受付はそこでする。無料のライダーハウスである。行くと、先客が一人。バイクで東京から来ていて、帰りのフェリーの待ち時間に使っているという。道内の無料キャンプ場などが載っている地図を頂き、感謝。明日からの走りに期待して就寝。


この旅日記TOPに戻る   次頁