2001(H13):初めての沖縄ツーリング'01(2)

10月3日 伊江島へ

7時起床。体調が微妙によくない(原因はとりあえず分かってるのでよいことにする)。

8時半にホテル出発。まずは本部にある海洋博公園へ行くことに。ホテルから20kmくらいの距離。 名護市から本部へ行く道はきれいなとこはきれいだが悪いとこは悪い。採石場があってトラックがびゅんびゅん走るのでかなり怖かった。 途中の瀬底大橋は無視してひたすら坂道を上り下りして,やっと海洋博公園に到着。疲れた〜。

海洋博公園は意外と広い。まず水族館を見学した。国営だからか650円と安い。沖縄らしいカラフルな魚がいっぱい泳いでいた。 何で南の魚は派手なんだろう。イルカのショーも見ることができた。公園のビーチに下りたりしていたが疲れたので,本部の町へ戻る。

残りの日々をのんびり過ごそう,ということで本部港から伊江島へ渡ることにした。フェリーで30分。伊江島到着。 港近くにはファミマもあって島にしては結構人が多そうだ。青少年旅行村に行くと,ここも人が多い。アメリカンスクールの子供たちらしい。かなり元気だ。 荷物降ろそうとちょっと止まるとたちまち蚊が寄ってきた。たちまち足だけで十数カ所もかまれてしまった。テント張ったあと買い物に行き,ついでに蚊取り線香も買った。 とにかく蚊が多いので,早めに夕飯(やはり沖縄そば)食って砂浜に避難。ここには蚊がいない。月を見てまったりした。 月と星と本部の街明かりがきれいだった。やることがないので9時半就寝。(走行距離:40km)

10月4日 伊江島観光

7時起床。朝も蚊が多い。いすぎである。蚊取り線香の意味があまりない。

朝飯食って島見学に出発。まず島の中央にある伊江タッチュー(城山)へ。標高172m。山はチャートで出来ているらしい。チャートの露頭を観察しながら登る。 茂みはハブが出そうでちょっと恐い。頂上はちょっと涼しい。ここからは島全体が見わたせる。伊江島は畑と海と基地の島なのがよくわかった。

次にワジー(湧出)展望台へ行く。海の中から真水が出ているらしい。海がかなりきれいだった。下まで降りて見たかったが,後からの上りを考えて断念。

とりあえず,島を西回りしてみる。西崎海岸では星砂が見つかるらしいので行って探してみたが,結局見つからなかった。 しかし,かなり巨大なヤドカリを発見。オカヤドカリというらしい。かなりかわいかったので遊んだ。しかし,これよりも大きいのがいるらしい。 それはちょっと持てないかな?

最後にニャティヤ洞へ行く。戦時中は防空壕として使われたらしい。広い岩屋だった。 港へ戻ってきたが,昼飯を食う場所がなかなか決まらなくて,キャンプ場へ戻ってしまった。そして喧嘩。 飯を食いたかったので,1人でファミマに行ってゴーヤー弁当を食って,そこらへんを探索。

その後,あまり機嫌はよくなかったが,夕方に2人で今度は東海岸の方へ。鹿化石は微妙だった。 なんとか仲直りして,キャンプ場に帰って早めに夕食を食った。蚊が多いので砂浜に行って涼んで,早めに就寝。(走行距離:40km)

10月5日 一気に那覇へ

8時起床。飯食って撤収作業。終わってからはしばらくのんびりしていた。アメリカンスクールの子供たちも帰ってキャンプ場は自分ら二人だけになった。 かなり静か。海へ行って貝や砂を集めたり,森の中に現れたネコと遊んだりした。今日は伊江島を離れ,一気にフェリーで那覇まで行く予定である。

昼過ぎのフェリーで本部へ戻る。ここから那覇へ行くフェリーがあるらしく,港へ行って聞くと,無事に乗れそうだ。船が来るのは夕方なので,しばらく暇になった。 昼飯は友達に勧められた山羊汁が食いたかったが,結局店が見つからなくて,普通に沖縄そばを食った。ソーキがすごくおいしかった。 近くの公園で,持ってきた沖縄の本を見たり,スーパーでちょっとお土産,といっても安売りしてたポークを買いこんだりして,夕方までフェリーを待つ。 フェリーは鹿児島から那覇まで来るやつらしく,時間が遅れているようだ。

しばらくしてやっと来た。鹿児島の港で見たことあるフェリーだ!中に入るとかなり広くてびっくりした。 豪華客船並!RANBUは酔っぱらいのおじさんとしゃべっているので,自分はテレビを眺めたり,ぼーっとしたりしていた。

那覇港には2時間で到着。大幅に距離を短縮した。しかし,本部から那覇まで一気に走るのはきつそうだし。この日もまた清富士に泊まることに。 夕飯はどこか店で食うつもりだったけど,なんかやけに疲れていたので,結局スーパーで買って部屋で食った。今日でオリオンビール飲むのも最後かな?

10月6日 最終日

8時起床。飯食って9時出発。まず首里城へ。RANBU曰く,かなり坂が厳しいって・・・不安だ。1.8kmくらいのだらだら坂をひたすら登る。 途中,人や車や電柱に邪魔されて植え込みに突っ込んだけど,何とか登りきった。最後になってようやくちょっと坂道に慣れたみたい。

首里城は新しくて微妙だった。大河ドラマの「琉球の風(?)」を撮ったときくらいに改装したとか。何か新しくて雰囲気がちょっと・・・。 人も多くて,いかにも観光地っぽかったし。首里城の内部に入るには金払わないといけないようだったので,外の門からちらっと覗くだけにした。 広場では琉球舞踊を見ることができた。ところどころ空手の型っぽかった。空手は沖縄が発祥の地だから,琉球舞踊と似ているのかなあ。

昼前に首里城を出発。途中のスーパーでお土産を買って,空港近くのソバ屋でソバを食って,空港到着。チャリを解体する。 今度はバラし方がわかっているから,前よりかはやりやすかった。しかし,チャリの重さには耐えられない。やっぱり重い。搭乗手続きまでがかなりきつい。

搭乗手続きを終わらせてお土産を買う。琉球ガラスに目を奪われるけど,結局買わなかった。時間があったので,今日沖縄に来る空手部の後輩をお出迎え(?)。 明日試合らしい。その後,16時の飛行機で出発。海と空がきれいだった。福岡に着陸する前,結構揺れて酔ってしまった。無事福岡到着。 荷物待ちしてたら,たくさん着こんでいる集団を発見。札幌から来た人々らしい。沖縄から来た人々はだいたい半袖なのに。日本は長い!外に出たらやはり寒かった。 19℃。気温差が激しすぎる。人の多さを見て,福岡に帰ってきたんだなあと感じた。(走行距離:20km)