沖縄の旅
5日目(10/3) -離島、伊江島だ!- 

 起床は予定より遅れて6時半。宿の場合はついつい遅くまで寝てしまう。8時半に宿を出て、まずは本部にある海洋博記念公園へと向かうことに。 本部半島にさしかかったばかりの採石場付近の道路は、非常にきれいで走りやすく(但し空気は悪い)、おすすめの道。 しかしそれも長続きはしないのだが。じきに路側帯のほとんどない、トラックがガンガン走る超危険地帯へと突入することになる(本部港を過ぎれば道は少しばかりましになる)。

伊江ビーチ。いかにも南の島な感じ。  記念公園には10時半着。かなり広いところで、暇つぶしには最適。僕らはちょうどやっていたイルカショウ(無料)を見たあと水族館へ。670円。 国営なので料金は安め。展示内容はというと、予想以上に良くてびっくり!八重山は黒島の仲本海岸(ここは本当にすごい海岸です!)を そのまま持ってきたような多くの魚たちで埋め尽くされている水槽や、サメ、エイが多い巨大水槽など、いい感じである。今日はこれで満足。

 昼は本部中心地でそばを食べる。何だか一日一回は食べているような気がするが、いいのだ。沖縄に来たら毎食これでもいいと思うくらいそばが好き。 今では福岡に帰ってきてもたまに食べている。本部港に戻り、3時の船で伊江島へ。今回初めての離島(といっても近いけど)ということで、期待に胸が膨らむ。 島はそこ独特の雰囲気があるから好きだ。そしてなんといってものんびりできる。それが小さくて何もないような島なら尚更である。

 伊江島には30分で到着。予想以上に大きな島だ。人口もかなり多いらしい。なんといってもファミマがあるからね。ちょっとびっくり。 とはいえ車が少なかったりするのは島っぽくて良い。A-coopもあって、買い出しに苦労はしない。とりあえず島東南の伊江青少年旅行村へ。 今日からここでキャンプ。初日400円、二日目以降は300円である。キャンプサイトはクリスチャンスクールの子達が野外教室で来ているらしく、にぎやかだ。

伊江ビーチ。きれいな海。  テントサイトは木立の中にある。かなり広く、炊事場、トイレ共に2つあっていい感じ。目の前には伊江ビーチ。ここはかなりきれいな砂浜だ。 何だかいいことずくめのキャンプ場のような気がするのだが・・・。

 嫌なことは「蚊」である。まあどこへ行っても蚊から逃げることはできないのかもしれないが、ここはかなりひどい。 さすがに蚊取り線香なしではやっていられないので、A-coopで調達。食事の時などは自分の周りを囲むように線香を焚く。 夜は、砂浜に出ると涼しい風が心地よい。静かでいい感じだ。やはり島では「のんびり」に限るね。走行距離は40キロ。


6日目(10/4) -素晴らしき伊江島- 

 朝6時起床。朝食はレトルトカレーの沖縄そば。邪道かもしれないけど、意外といけた。8時出発で、まずは伊江タッチューとも呼ばれる、城山(ぐすくやま)へ。 この山は伊江島のシンボルのような山で、本島からもはっきりと見て取ることのできるきれいな山である。

こんなのが道端にいました。さすが伊江島!  ちょっとした坂道を上って登山口へ。登山といっても200メートルもない山。階段が作られていてすぐに登ることができる。頂上ではサシバ(?)のお出迎え。 双眼鏡をキャンプ場に置き忘れてきたのが何とも痛い。山頂からの景色はなかなか。島を一望できるというのはいいものだ。しばし休憩。

 下山したあとは,北岸にあるワジー(湧出)展望台へ。ここは海岸から真水が湧きだしているというところ。小さな島なのであっという間に到着。 道や風景はのどかで,のんびりとしていて,島に来ているんだなあと実感できる。ワジーの眺めは,これまた素晴らしく,感激。やはり島に来て良かった。

ワジー展望台より。吸いこまれるような青です。  そのあとは島をぐるっと回ってキャンプ場に戻る。・・・と無事にいくはずだったのだが,またまた些細なことで姫と喧嘩。 彼女は一人でどこかへ行ってしまった。ふぅ。夕方前には,何とか仲直りをして散歩にでる。夜はのんびりと過ごす。 この島の夜も今日が最後だ。本当はもう一日滞在して,伊江→那覇の高速船を利用する予定だったのだが,今日港でその船について聞いたら 「採算がとれなくなって廃止になった」と言われ,ショックを受けたのだ。那覇まで自走で行くのは姫にとってつらいので, 那覇への残りの手段である鹿児島→本部→那覇の船に乗ることに。この船は明日を逃すと次に来るのは数日後となり,それは厳しいので明日帰らねばならなくなったのである。

 とにかく,明日帰ることにしたのだ。島の最後の夜を砂浜でのんびりと過ごす。心地よい風が本当に気持ちいい。


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