RANBUがGWが休みだったので,久しぶりにテントを使おうということになり,霧島付近に出かけることにした。天気が後半崩れるらしく,
RANBUは2日に連休を取り,早めに出かけることにした。
霧島神宮駅までは輪行だが,輪行手順をいろいろ忘れていて,多少手間取った。「リアギアをトップにした方が組み立てるときにやりやすい」
なんて覚えてないし!特急「きりしま」に乗って,一気に霧島神宮駅へ。
自転車を組み立てて出発したのは2時。今回は3泊4日だが,テント泊なので荷物は多い。1個カバンを減らすために,
小さなザックをからっていたのだが,霧島神宮までの登りでいきなり腰が痛くなった。ふぅ。からうよりくくりつけた方がいいらしい。
神宮の前の交差点で休憩した後,R223を登る。霧島の道の駅は「神話の里公園」の下にあったが,店は坂の上だったので疲れるからパス。
道の駅以降の登りはそれほど急ではなく,そこまでへたれずに登ることができた。途中,アカショウビンやオオルリの声も聴くことができた。
微妙な「丸尾の滝」を過ぎると,「丸尾交差点」に到着。この付近一体が「霧島温泉郷」らしい。白い噴煙が上がっていたり,店先に足湯スペースが
あったり。交差点横の観光案内所で温泉マップをもらってきた。温泉だらけだ。ついでに,この交差点にはファミマもあった。
まずはキャンプ場へ,と思い,丸尾交差点を南へ下って,・・・「まだ下るの?」。思っていた以上に下ってしまった。
鳥見に行くにしろ,移動するにしろ,この坂をまた上るのか・・・。
霧島国民休養地は,国道からちょっと中に入ったとこにあった。みやまコンセールの近くっぽい(←たしか昔,合唱コンクールで来たような・・・)。
キャンプサイトにはファミリーが既にテントを張っていた。バイクも次々やってきた。200張り収容できるらしく,
サイトは広いが,値段は高い!場内に温泉もあり,スーパー(スーパー岩下)も近いからまあまあ便利。
テントを張った後,買い出しと温泉に出かけることにした。折角温泉街に来たのだから,キャンプ場内のではなく・・・と思い,
温泉マップで近くにありそうで,飲用水で有名な関平温泉へ。
キャンプ場を出て,また坂を下り,・・・「まだ?」。地図だと交差点はすぐっぽいのに,結構下ってしまった。交差点を曲がると,今度は上り。
まあ温泉に行くんだし汗だくでも・・・と思っていたら,定休日だった。
また坂を上り,先にスーパーに行って買い物を済ませ,場内の温泉(¥200)に入った。温泉というか,温泉水を入れてるっぽい。
夕食はホルモン炒め。ガソリンバーナーは無事に使えたみたいでよかった。
キャンプ場近くのみやまコンセールではライブか何かしているらしく,夜遅くまで盛り上がっていた。
6時起床。テント内は暑かった。外に出るとコゲラが目の前の木を上ったりしていた。そういやコジュケイも「チョットーコイチョットーコイ」とよく鳴いていた。
日向夏とレトルトご飯を食べて,8時出発。今日は大浪池に登って鳥見をするか,えびの高原まで行くか,
大浪池の人の多さで判断することに。どちらにしろ,坂を上ることに変わりはない。
キャンプ場を出てから,ひたすら上り。丸尾交差点のファミマでおにぎりなどを買って,また上り。
ところどころ楽なところもあるが,全体的にいっぱいいっぱいな上りが続く。道沿いも温泉があり,硫黄臭かったり,その硫黄ガスの上部で
オオルリがさえずっていて,大丈夫なのか?と思ったり・・・。いわさきホテルの前らへんでは,散歩中のおじさんに「あと半分!」と応援された。
ちょっと上っては水飲んで,黒砂糖食べて,羊羹食べて,オオルリ探して・・・休憩ばっかりしながらちょっとずつ上る。
途中「10%」の標識もあった。上りより下りが嫌だ!
10%を上りきったところが,新湯温泉交差点。ここから先は尾根沿いなのか,多少緩やかな上りになった。
道のすぐそばでアカショウビンの声と何か大きめのキツツキのドラミングが聞こえたので,しばらく探したけれど見つからず。何キツツキだったんだろう・・・。
上りの途中に大浪池登山口があるが,狭い駐車場にいっぱい車が止まっていた。さすが連休!これじゃ鳥も見れない・・・ということで,えびのまで上ることにした。
途中,綺麗な声の鳥とかもいたのだが,結局見つからず。山鳥は声がわからないと識別できないなぁ・・・。
えびのに着いたのは10時半。キャンプ場からだとおよそ700mの上り。距離はあまりないのに・・・。ビジターセンターをちょこっと見て,
レストランで早めの昼食を取った。何故にRANBUはチキン南蛮?自分は山菜ご飯の定食にしたら,肉がなかった。ヘルシーすぎ!
疲れてはいたが折角なので楽そうな「池巡りコース」を歩くことにした。3個ある池の周りを歩くコースだが,バテバテだった。鳥はソウシチョウとウグイスが
うるさく鳴きまくっていた。ソウシチョウは見たことがなかったので(←山に行ってない証拠?)じっくり見ることができたが,派手だ!
ピンクのツツジ(ミツバツツジ?)がたくさん咲いていた。ミヤマキリシマはまだだった。
韓国岳への登山道を双眼鏡で見ると,たくさんの人が登っていくのが見えた。さすが連休!
帰りは700mの下り。最初の尾根沿いは道が真っ直ぐでまあ問題なし。新湯温泉の交差点を過ぎた「10%」の手前で一度休憩して,また下る。
ここから先は怖すぎた。手は疲れるし,漕がなくても50km/h出るし,Rはきついし,後ろから車は迫ってくるし・・・。
こんな(怖い)ところを高速で下るダウンヒラーな人々は凄すぎると思った。
30分ちょっとで霧島温泉郷まで下りてきた。行きの5分の1だ・・・。
今日は温泉道具も持って上ったので,そのまま温泉に寄る(キャンプ場まで下りてまた上るのはめんどくさい)。
今日の温泉はファミマの横にある前田温泉カジロが湯(¥330)。外見は公衆浴場っぽい。
中も公衆浴場な感じで,昨日の温泉とあんまり変わらない。返却式ロッカーがあって助かった。まあ毎日温泉に浸かれるのは贅沢かも。
キャンプ場に戻ると,テントが増えていた。一面テントだらけ・・・。コインランドリーで洗濯&夕食の準備しつつ,地図を眺める。
どこに行くにもやっぱり山だ。